TEXT

ピエール瀧はどんぐりおじさん

vol.103 札幌小ネタ集

「WE!」2013年2月号掲載



donguri2013.2S.jpg
この号の『WE!!』を読んでいただいた皆さんはすでにご存知の事と思いますが、オイラの所属する電気グルーヴ(別名:陰茎大好き中年’S)が、アルバム(人間と動物)と、ツアー告知(ツアーパンダ2013)キャンペーンのために札幌にお邪魔させていただきました。
今回は、その道中に身の回りでおきた小ネタ集をお送りします。
その1【現地の人は「こりゃあ積もるな」となぜか言う】
札幌に向かう数日前に東京にも雪が積もりました。その影響で多少は雪に慣れているつもりで札幌に向かったのですが、いざ降り立ってみるとレベルの違う積雪量(こんもりと山!)&氷点下−7度という極寒に驚愕!東京モンのなまぬるい感覚は一瞬で返り討ちにあったのです。
さらにキャンペーンをこなしていると、昼前から結構な勢いで雪が降り出しました。
すると、同行していたWESSの西木チャマ(Mr.御婦人)が、その雪を眺めながら「こりゃあ積もりますねぇ〜」とか言うのです。いやいや!もうすでに積もってるっつーの!しかもどえらい量で!
その事を西木チャマに伝えると、「あら、そうかもねぇ。でもこっちの人はそれでも積もるっていうのョ」と教えてくれました。
道民の雪に対する表現なんか雑じゃないすか?何も無かったところに積もるのなら(東京のように)、「積もる」でいいと思うんですが、すでに積もったところにさらに追い打ちをかける様な条件の時には他の言い方ないんですかね?例えば、積もり足すとか、つも積もるとかさ。
その2【ちくわパン激ウマ!】
昼頃になって小腹が空いてきたところに、営業所のE島ちゃんがパンを買ってきてくれました。それが人生初体験のちくわパン。
「こっちだと結構人気なんですよ〜」と言うので「ちくわとパン?マジかよ?!」なんつってナメたモードで頬張ってみると、これが激ウマ!
パンの中に仕込まれたちくわの穴の中に、さらにツナを仕込むという、魚類+魚類+炭水化物のハーモニーに完全にヤラれました。また食いたい!もし近所に店があったらすげえ買う!
その3【思い出の人物と意外な再会】
この連載の1回目で紹介した、ワールドカップ珍道中の話を覚えていますか?宿のあても無く、身一つでワールドカップ観戦をしに札幌に上陸したオイラが、最終的に全然知らない人の家に泊めてもらった話。
その泊めてもらった彼(M君)と一緒にいた友達で、フーリガンが大暴れする様を横目で見ながら、札幌の街で一緒に寿司を食った?君と今回偶然再会しました。
?君は、イクラをご飯に「ストップ」というまでかけ続けてくれるのが名物のアッパーな居酒屋はちきょうというお店で働いていました。
ワールドカップの時も、腹ペコで路頭に迷うオイラに「この後、今しか食べられない名物の貝を食いに行くんですけど、良かったら瀧さんも行きます?」と誘ってくれたのがH君でした。
不思議な事に、10年の時を経てH君と再会したのがまたしても魚介の店。「この男、どんだけ魚介が好きなんだよ!」と心の中で突っ込まざるを得ませんでした。H君、これから魚介の事は君に任せる事にするよ。魚介大臣に任命。
こんな感じで、訪れると不思議な出来事に巻き込まれる事が多い札幌の街。次にお邪魔する時はツアーです。今度は何に巻き込まれるんでしょうか?楽しみです。